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もうすぐ…終わってしまいます……夢見る4月が。



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異空・千夜呼(Chiyako-Isola)


出身地:岩手県
血液型:AB型
趣 味:家事、猫化しての散歩
特 技:日本料理(虎太郎曰く、田舎の祖母の味)
将来の夢:綺麗な死体
座右の銘:『死なば諸共』
家族構成:父、母(イギリス人)、兄、祖父 (全員他界)
好きな物:肉、夜空、戦国時代、体温
苦手な物:恋愛、体温のないもの
好みの異性:年上、根が穏やかな人


相模・慶(Kei-Sagami)

職 業:千夜呼の使役ゴースト
年 齢:25歳(享年21歳)
出身地:岩手県
血液型:O型
座右の銘:己を知り、相手を知れば百戦危うからず
家族構成:父、母、弟(黒矢)
好きな物:歴史小説、夜空、鈴蘭の花

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とうに過ぎていた事は分かってた。
捩切れそうに痛む胃が教えてくれていたの、いつも。


美しく咲き誇り、美しいまま終わってゆく椿にも
生涯汚れなき純白のまま終わってゆく鈴蘭にも、ワタシはなれない…。


これでオシマイ?

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サイコロの出目で決められる程に

簡単な事情で簡単な感情であれば良かったのに。

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「もう、いいだろ?」
「…なに、が?」
「気がすんだんじゃねーの、もう。」
「…なに、に?」
「帰って来いよ。」
「…どこ、へ?」
「Rescue Wings、お前のシェルターにだよ。」


あの場所は、そう、こりすちゃん先輩が作ったシェルター。
『迷ってる子の、ホームになればいいなって作ったんだわ。』
そう言って、笑っていた、小さな先輩。

途方もなく彷徨っていたちゃこを、なかば強引にだったけど
師匠とこりすちゃん先輩が、迎え入れてくれた。


「ちゃこね、ずっとほんとに、こりすちゃん先輩が羨ましかった。
 こりすちゃん先輩に…なりたかった。」

「里栖は、お前みてーになりたいっつってたぞ。」

「それはそれは……隣の芝生はアオイですね。」

「そんなもんだろ、俺様は里栖のオヤジさんみてーになりたいしなー。」

「そうすると、こりすちゃん先輩は彼女じゃなくて娘になっちゃいますよ?」

「お前だって、里栖になったら俺様が彼氏だぞ。」

「…ふふ。」

やっと笑ったなって、師匠は何度も頭を撫でてくれた。
なんだか懐かしい感じがして、涙が出た。


幸せなフリをしていれば、いつかまた本当に幸せになれる。
そんなことを、まだ、信じている。

「なー帰ってこいってー、エロいリーマンとか幼女ハンターがいるぜ?」

「…うん…。」

「今ならオヤジさんの自衛隊軍服DE任務遂行中写真もついてくる!」

「!!!!!!!!!!!!!!!」

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先生に、夢はなんですかって、卒業後の進路とか聞かれたけど
ちゃこそんなもの、わかんないの。

無趣味なちゃこに、特別やりたいことなんてなんにもない。
ムカシ夢見てた、可愛いお嫁さんには、もう…なれない。

ちゃこが今なりたいのは、やっぱり空気。
前に師匠に聞かれた時の答えと、イッショ。変わってない。

誰にも迷惑かけず、邪魔にならず、ひっそりとそこに
側にいられる空気になりたい。

いつか消えてしまっても、誰も泣かない存在に
誰も傷つけないヒトに、ちゃこは、なりたい。なりたい。


「慶おにぃちゃん……ちゃこ、ねむい。だっこしてて…。」

息遣いも、心臓の音も、なにも聞こえない慶おにぃちゃんの腕の中は
せつなくて、あったかくて、とてもシアワセ。

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あれから、ちゃこはズイブン臆病になってしまいました。
結局いつも、ノリとアホで上辺ばっかり繕って、つぎはぎだらけ。
もう新しい布がなくて、つぎはぐコトも…できない。

だってもう、あれから2度目の4月だから……。

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千夜呼はぼんやり、まだ明るい空に浮かぶ月を眺めていた。

『どうして どうして』

何度も心の中で呟きながら、虚ろな瞳で…。


あの日の想いは、言ノ葉は、決して偽りなんかじゃない。
ただそう…信じている。

哀しくも、記憶は己の意思に反し美化され、やがて風化してゆく。
だから千夜呼はずっと、それを受け入れようとせず
ひたすらに抵抗を続けてきた。

辛く苦しい思い出ほど、何度も思い返しては反芻を繰り返す。
そうして泣きながら、愛しいヒトの記憶と想い出を守り続けてきた。


けれども時が経つにつれ、反比例する様にどんどんと
思い出せなくなってゆくのは、『笑顔』。


それはあまりに残酷な、恋の続き…。



何が正しくて何が間違っていたのかなんて、もうどうでもよかった。
すべては今更、なのだ。


千夜呼の瞳は今、月よりも黄金色をしていた―――。

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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
御言葉
[09/19 BlackMan]
[09/02 香住]
[08/27 健斗]
[08/03 あー]
[08/01 香住]

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