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千夜呼はぼんやり、まだ明るい空に浮かぶ月を眺めていた。

『どうして どうして』

何度も心の中で呟きながら、虚ろな瞳で…。


あの日の想いは、言ノ葉は、決して偽りなんかじゃない。
ただそう…信じている。

哀しくも、記憶は己の意思に反し美化され、やがて風化してゆく。
だから千夜呼はずっと、それを受け入れようとせず
ひたすらに抵抗を続けてきた。

辛く苦しい思い出ほど、何度も思い返しては反芻を繰り返す。
そうして泣きながら、愛しいヒトの記憶と想い出を守り続けてきた。


けれども時が経つにつれ、反比例する様にどんどんと
思い出せなくなってゆくのは、『笑顔』。


それはあまりに残酷な、恋の続き…。



何が正しくて何が間違っていたのかなんて、もうどうでもよかった。
すべては今更、なのだ。


千夜呼の瞳は今、月よりも黄金色をしていた―――。

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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
御言葉
[09/19 BlackMan]
[09/02 香住]
[08/27 健斗]
[08/03 あー]
[08/01 香住]

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