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~46お迎え編~

「遅いわよ虎太郎。」
「悪ぃ、途中でチャリのチェーンが外れ・・・・・・ブバッッ?!」
「ちょっと……汚いわね。」
「お、おま、ずっとその格好で?!」
「そうよ。」
「自信満々かよ!つーかいつもの制服は?!」
「洗濯して乾いてない服を着て来いって言うの?酷い男ね。」
「いやいやいやいやいやいや…………いーやーーー!!」
「五月蝿い…早く乗せて、帰るわよ。」
「く・・・・・・・制服マニア関西、悔しいがGJだぜ!!」








ダークサイド千夜呼ナース in ヨンロク号。




~後ろに乗せて編~

「そういえば里栖を見たわ。」
「え、ヨンロクで?」
「ええ…………バズーカより大きい斬馬刀振り回してたわ…。」
「そ、そうか・・・。」
「男と一緒だったわ。」
「・・・・・・・・・・・・え、あ、黒髪に眼鏡の奴、だろ?」
「いいえ、遠目からしか見てないけれど金髪で長身の。」
「ぎゃーーーーーー誰ーーーーーーー俺様シラナイヨーーー!!?」
「虎太郎静かになさい、近所迷惑よ。」
「なにやってんだろ・・・・・・俺様・・・・。」
「ただのパシリね。」
「orz」

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チャコはお姫様じゃないから、お姫様になんてなれないから
王子様や誰かに守ってほしいなんて思ったことないんです。
ただ、誰かにソバに居て欲しかったんでス…。


  独りでいい、独りがいい、独りでいなきゃ。
  強くそう思い続けることで、思い込むことで
  ワタシは生きてきたのに……。
  矛盾だらけの心は、どんどん荒んで色を亡くしていった…。




闇に抗うように、じゃれていたら
宇気比さんまで海にはまってしまいました。
二人でびしょぬれ、大惨事になってしまったのに
宇気比ちゃんは笑って許してくれました。
だからチャコも、笑うことが出来ました。

いつも笑ってなくていい。
泣いていい、怒っていい。
だけどサイゴには、また笑顔になって欲しい。
その笑顔は、必ず周りのダレかを笑顔にするから……。

そう伝えると、ふいに宇気比さんが真顔になって
チャコさんも、と言ってくれました。


でもチャコは、笑ってないとダメなんです。
チャコの笑顔がいいねって、言ってくれるんです、色んな人が。
じゃあ笑わない、笑えなくなったチャコは?
そこに存在価値は………ない?

だから辛くても笑います、辛いときほど笑います、笑っていたい。
そう言ってチャコが笑うと…。

「だけど、本当に辛ぇて思ったら笑うのは止めときな?
 無理して笑うんは余計体に悪ぃし
 その内笑おう思っても歪んで笑顔にならんくなってくっから。」

宇気比ちゃんがそう、ぽつり呟きました。
その瞳はチャコを見ているようで、他のダレかを見ているようでした。
それがダレなのか、なんなのか、チャコには解りません。
ただその時の宇気比さんの酷く淋しそうな瞳に、胸が痛みました。





楽しいときほど、時間が経つのは速いもの。
日が傾きだしたので、帰ることになりました。

「小さいであんま効果ねーかもしれんけど、使い。」
そう言ってかしてくれたタオル地の小さなハンカチからは
なんだかどこか、あたたかいにおいがしました。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。
何度言っても足りないって解ってても、言いたかった。
でも言おうとすると、思わず泣いてしまいそうだったから…。

「宇気比ちゃん、早くしないと置いてっちゃいまスよ!」

代わりに出たのが、そのコトバだった。

「はいよ、りょうか…。」

言いかけて一瞬止まる宇気比ちゃんの足。
でも次の瞬間、かえって来たのは眩しいくらいの笑顔。

「どうかしましたですか?」
「久々に、『宇気比ちゃん』って聞いたわ…。」

気付かなかったんです、自分でも。
いつからヒトの事を、ちゃん付けじゃなくさん付けで呼んでいたのか…。




二人でまた、いろんなことを話しながら歩きました。
思い出の共有、それはとてもステキなこと。
忘れないように、ココロの中の宝箱に、そっと仕舞っておきたい。
宇気比ちゃんがくれたコトバのひとつひとつ……。

「宇気比ちゃん?」

ふと、宇気比ちゃんが立ち止まりました。
その眼はまっすぐチャコの方を向いていました。
キレイなオレンジ、師匠とは違うオレンジ。

 なんだか全てを見透かされてしまいそうな気がした。
 なんだか逃げ出したくなった。

「笑顔とったら何もなくなるっちゅー訳はねーでよ。
 ちゃこさん、存在価値っちゅーんは何も一つだけじゃにゃあで。」

悲しそうな顔をして、宇気比ちゃんはチャコの頭を撫でてくれました。
嬉しかったんです、とっても。
この世界にまだ、チャコにこんな優しさをくれるヒトがいた事が。
あたたかな手が、声が、存在が……。

 でももう十分。
 それ以上ワタシに触れると、きっと汚してしまうから。
 それ以上優しくされたら、きっと泣いてしまうから。
 むこうへいくのが、こわくなって、しまうから………。





また教室で会いましょう、そう約束をして別れました。
お別れは淋しいけど、今なら笑える。
これはチャコの、本当の笑顔でス。
この顔を、どうか覚えていてくださいね。



 ずっと、自分の生まれた意味が解らないでいた。
 ずっと、自分が生きている意味が解らないでいた。

 生きてるってことは、死んでないってこと?

 答えが見つけられないまま、こうして生きてきた。
 いつか見つかるのかな、本当の意味が、理由が…。



遠くなっていく宇気比ちゃんの背中を、しばらく見つめていました。
あの背中、護りたいなって………思いました。

師匠、こりすちゃん先輩、宇気比ちゃん。
大事なヒトを護れる強さが欲しい。
強く、ならなきゃ。

こころも、からだも…………強く。

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海、波が穏やかで、とってもキレイでした。
宇気比さんと一緒に裸足になって海に入ったら
まだちょっと水は冷たかったけど、とてもとても気持ちよかったです。

もっと入りたくて、スカートをたくしあげようとしたら
慌てて止められました、残念です。



ゆらゆら揺れる水面。
こっちとあっち、どちらが水の中のか、一瞬わからなくなります。
ヒトが海から生まれたのなら、還るべきところも海のはずです。

「チャコ、スケルトンになれなかったら、お魚になりたいです。
 海に、還れたらいいのに…。」
「んな事言わんでも、ぜってー還れるよ。
 空と山と海、全部どっかで繋がっとるんだでなぁ。」

複雑そうな顔で微笑った宇気比さんの顔が
なんだかとても、遠く見えました。

「繋がって、る……みんな?
 ホントに還れる……ワタシ、でも?」

   だめ、きっとワタシは、還れない。
   みんなの所へなんて、いけない。
   慶お兄ちゃんを殺したのは、ワタシ。
   許さない、許せない、許されない。
   だからきっと、ずっと、独り……。

視界が紅く染まって、ぐにゃりと歪んだ。
闇に………………飲まれる。

ふいにバランスを崩し、ワタシは前のめりに倒れた。
「うわ…!?ちゃこさん、大丈夫かや!?」
そこが海でよかった。
冷たい水が、ワタシを引き戻してくれる。
闇に、食い殺される前に……。

「……びしょびしょです……着替え持ってくればよかったでス。」
ずぶ濡れになったついでに、海にぷかぷか浮いてみました。
魚というより、クラゲの気分。

夏が近くなって、ずいぶん日が長くなりました。
もう夕方だというのに、空はまだ明るくて
お陰で海も、昼の海の顔のまま。

「今日、来て良かったです。
 連れて来てくれて、ありがとありがとです。」
「良かった、誘った甲斐もあったっちゅーもんだわ。
 と、立てっかい?」

差し伸べられた大きな手を取るのに、一瞬ためらってしまう。
この手に、ワタシが触れていいのだろうかと。
このキレイな手を、汚してしまうんじゃないだろうかと………。

けれどチャコは、その手を、取ってしまったのです。

「よ…と、怪我がねぇみてーで良かった。」
「はい、ありがと、です。」

でもその手が、自分の冷たい手と違って
あまりにあったかい事に気づいて
すぐに離してしまいました。

あたたかいものはスキ。
誰かの作ったご飯、お風呂、ヒトのぬくもり……。
だけどスキだから、つい甘えてしまいそうで
すがってしまいそうで…コワイ。

「信じて、みたい…宇気比さんのコトバ。
 還れるって………サイゴに一つだけ。」
「…ん、ありがとな、信じてくれて。」

陽を浴びた宇気比さんの微笑みは
泣きたくなるくらい、あたたかかったのです……。

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「そいで、どこ行くですか?」
「のんびり歩けるとこがえーなー思って。由比ガ浜とか行ってみん?」

チャコ、海はダイスキです。
灯台に住んでたときは、毎日たくさん海見てました。
朝の海、昼の海、夕方の海、夜の海。
海はいくつも表情を持っていて、見飽きることはなかったです。

海まで歩きながら、宇気比さんとたくさんお話しました。
学生寮のこと、テストのこと、お魚のこと。
そういえば、こんなにたくさんお話したことなかったです。
お話したのは……ソフトボールの時……?

学生寮ってマンガでしか見たことなかったので興味しんしん。
お友達と暮らすの、楽しそうです。
きっと毎日いっぱいお話して騒いで、楽しいと思います。

「1人暮らしも楽しいですよ!」
「楽しい、か…。」

その時、宇気比さんの顔が少し曇った理由。
チャコには解りません。
でも今度、チャコのお家に遊びに来てくれるって言ってくれました。
今のお家、お客様初めてです。
師匠はもう……お客様っていうか半分住み着いてますから。
片付けるものって言うものはないけど、お掃除はします。
茶殻まいてホウキかけたいけど、チャコお茶持ってなかったです…。
今度新聞紙ひろってきて、それ使うことにします。



海はすべての始まりの場所。
慶お兄ちゃんが言ってました、ヒトは海から生まれたんだよって。
海は、チャコの、お母さんですか?

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久しぶりに、学校来ました。
でも工事現場のバイトとか夜遅くて、睡眠不足なのです。
チャコ元々寝るのダイスキっ子なので、眠いです。
窓際はぽかぽか、暖かくて、つい眠気に耐えられなくて…。


夢を見ました。
あまり良くない夢です。
師匠も、こりすちゃん先輩も、誰もいない…ひとりぽっちの夢です。

チャコは気付いてほしくて、誰かに会いたくて
見つけたくて、見つけてほしくて、叫びました。
だけどチャコの声はこだまするばかりで…。

  いいじゃない、別に独りで。

だけど…。

  何か問題でもあるわけ?
  抗うんでしょ、全てに。
  独りでいいじゃない、独りがいいじゃない。
  だって……



そこで、目が覚める。
突っ伏して寝ていた頭を、突つかれていた。
…………ダレ?
ワタシ……ワタシは…………。

「おはよう。」

きれいなオレンジ色の瞳と目が合った。
ギクリとした後、ざらついた頭の中、砂嵐が少しずつ晴れていく。



「…………あ、あぁ………宇気比さん、でス?」

まるで確認するように、返事をしました。
「夢を見てました、寝不足で寝てただけで元気です!」
そう言って笑って見せたですけど、宇気比さんは
ちょっと困ったように笑って言いました。

「…大丈夫じゃねーんでね?」

何が ダイジョウブで なにが ダイジョウブじゃないんだっけ?
どうしてだか、ズキンと胸が痛みました。
一瞬言葉が出てこなくて、ただ、えへへと笑いました。

そんな時、ちょうど鳴り出した4限目開始のチャイム。
隣の席から向けられる、そのまっすぐな視線から逃げるよに
教科書を用意してると、宇気比さんが口を開きました。

「そだ、今日はバイトはいっとる?」
「へ?今日、でスか?バイトは、お休みですが。」
「…ちょっとその辺ぶらぶらしに行かん?」


師匠やこりすちゃん先輩以外の人に誘われたのって
なんだかとっても久しぶりな気がします。
宇気比さんは優しいから、きっとチャコを気遣ってくれてるですね。
ありがた、ありがたでス。


「ぶらぶら…はい、チャコで良ければ。」
「あー、そりゃ良かったわ。そんじゃ、行こまいか?」


こうして今日、チャコは宇気比さんとお出かけすることになったのです。

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気付くとキレイな白い家にいて、そこには父と母と兄と
そして慶お兄ちゃんがいて、ワタシはそこで笑っていた。
温かな日差しが窓からキラキラ降り注いでいた。

これは、現実?
ううん…そんなはず、ない。
これは、夢だ。
これは、叶わなかった、無くした幸せだ…。

眩しくて思わず目を閉じて仕舞った。
きっと次に目を開いた時には、消えて仕舞うとわかっていたのに…。





「…呼、千夜呼!しっかりしろ!!」
「……………。」
「あーー良かった、大丈夫か?!頭とか打ってねぇか?!」
「………寝てた、だけ。」
「おま………GTん中で寝るなんてアホにも程があるぞ!アホ!」
「…虎太郎、五月蝿い。」
「なんだとーー!!……ってあれ、黒千夜呼?」

いい加減ワタシを変な名前で呼ぶなと思ったけれど
面倒だったので放って置いた、あながち間違ってもいないし。
ワタシは千夜呼、他の誰でもない、だから他の名前もない。

「それで、なんでここにいるの?」
「お前がいつまで経っても帰ってこねーから探しにき…うわっ!」

虎太郎の腕をぐいっと引き寄せ、腕時計を見る。
午前9時半だ。

「学校は。」
「それどころじゃねーだろ。」
「バカね、放って置けばいいものを。」
「ほっとけるか、どーせ俺様くれーしか助けに来る奴いねーじゃんよ。」
「それはまぁ……残念ながら、そのようね。」

自嘲気味に笑って見せると、虎太郎はしまったという顔をして慌てた。
ちょっとした冗談のつもりで軽く言ったんだろう。
事実だし、気にすることはないのに。

「やっぱ、俺様じゃねぇ誰か待ってた? 俺様こねぇ方が良かった?」
「………別に。」

別に誰かに迎えに来てほしくて、ココにいた訳じゃない。
誰かに見つけてほしくて、ココにいた訳じゃない。
見つけてほしいなら、もっと解りやすい場所にいたはずでしょう?
そうに決まってる……。

どうやらゴーストにも、ワタシは見つからなかったようだ。
運がいいというか、なんと言うか…。


「帰ろーぜ。」
「帰る………どこへ?」
「家に決まってんだろ、他にどこがあんだ?」

そう言われれば、そうなんだけれど。
虎太郎はワタシの腕を引っ張って立たせると、制服の埃を払った。

「余計なことしないで、触らないで。」
「はいはいっと。あーもー俺様走りまわって超疲れたし腹減ったし!
 今日は学校サボって家で飯食って昼ドラとか見てダラダラしよーぜ!」
「……あそこはワタシの家であって、虎太郎の家じゃないんだけど?」
「あーあー黒千夜呼は細けぇなぁ。いいじゃんよ、家族みてぇなもんだろ?」

家族………?
相変わらずよく解らないことを言う。

家族って、そもそも何?
どんなもの?
じっちゃんと二人きり以外の家族を、ワタシは知らない。
虎太郎は養子だ、あの両親とは血は繋がっていない。
血で繋がることが家族であることではないのなら
何で繋がればいいの?

  ココロ、でス。

心……それならば、きっとワタシには家族はもてない。
繋がるための心を、持ち合わせていない。
独りでいたいの、なくす物など何も持っていたくないの。
荷物は、軽いほうが、いい……。


「虎太郎、アナタは学校行きなさい。」
「あ?いいよもー遅刻だし。」
「…誰が学費払ってると思ってるの?」
「ぐっ!!!」
「ワタシはバイトに行くから。」

親の話を出されると虎太郎は逆らえないのをよく知っている。
渋りつつもヨンロク号を出ると、太陽のように笑って言った。

「んじゃ、行ってきます!」

「……。」

昨日の晩のように、何も答えないワタシに
虎太郎はもう一度、行ってきますと言った。


「…………行ってらっしゃいでス、師匠。」



チャコの声を聞いて、師匠は一瞬驚いて、それから大きく手を振って走っていきました。


  人を送り出す言葉は、本当は好きじゃない。
  だってもしかしたら、もう帰ってこないかもしれないから。
  二度と会えなくなるかもしれないから…。

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帰りたい場所は何処?

帰れない場所は何処?

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深夜2時前、"ワタシ"は今日もヨンロク号にいる。
虎太郎は置いてきた、一緒に来ないで欲しいと拒絶した。
解った、と虎太郎はワタシに『行ってらっしゃい』を言った。
返事は、しなかった。


ゴーストを一掃した部屋。
気配は何もない。
ワタシは部屋のすみに腰を下ろした。
割れた窓から入り込んでくる風が、破れたカーテンを揺らす。

疲れてしまった。
飽きてしまった。

ぼんやりと見上げた天井には、気味の悪い黒いシミ。
他の部屋からかすかに声が聞こえる。
能力者が戦っているんだろう。
この部屋には誰もいない、だから入ってこないでね。


誰もいなくなった廃墟、かつて人が生活をした場所。
温かな食事、家族の笑顔、そんなものが、かつてあった場所。

「クッ……。」

なぜだか笑いがこみ上げてきた。
そんなもの自分には不必要だと思っているのに
何故ワタシはこの場所に拘っているんだろう……。

静かに目を閉じる、けれどそこには何も映らない。
ここで眠ってしまおう、そう思った。

起きたら太陽は昇っているだろうか。
チャコに戻っているだろうか。
独りだろうか…。


ゴーストに気付かれるかもしれないのは解っていた。
だけど眠りたかった、なにもかももどかしくて、面倒だったから…。

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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
御言葉
[09/19 BlackMan]
[09/02 香住]
[08/27 健斗]
[08/03 あー]
[08/01 香住]

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