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「……千夜ー。」

「あいっ!なんでス?」

「今日の弁当のヒジキ、なまら美味かった。」

「ほんとでスかっ?恐悦至極でスー!……あの、あのっ、たかすさん。」

「…んー?」

「お背中、くっついてもいいでス?おジャマでス??」

「……いや?」

「あは、では失礼しまースー。」

「…………。」

「……むゅーー。」










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もう何度目でしょか、血の海にたった一人沈む夢を見るのは…。



「たかすさん…。」
「ん、どうした?目、覚めちまったかい?」
「……あい。」
「怖い夢でもみたか?」
「………あい。」
「そうか。そんなとこ立ってないで部屋、入ってきなや。」
「…いけません、鷹栖さん、お仕事中でス。」
「かまわんから。」
「……でも…。」
「千ーー夜。」
「………………みぃーー…っ。」




師匠と鷹栖さんの前だと、チャコは子供でいられます。
弱くても、ヤクタタズでも、救いようのないバカでも
どうしようもないニンゲンでもいいって言われてる気がします。

今この世で、この二人だけが、こんなチャコを許してくれる…
そんなの、錯覚でしょか……?




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ホントに辛いのは 苦しいのは

サヨナラを 言うことじゃない

サヨナラを 言えないことなんでス



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生きてるヒトなんて…キライ。


死んじゃうから……キライ。



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鷹栖さんとの生活が始まりました。

そいえば、こりすちゃん先輩が前に
「おとーさんってなまらだらしないよ!」
って言ってたんですけど、ほんとにそんな感じです。
立場上、外で気を張ってる反動ですね、きっと。
でも、チャコはそゆの、スキです。

つくったお弁当、自衛隊の方々に「小羽都に女ができた!」って
大騒ぎされたらしいでス。
もう作らないほうがいいですかって聞いたら、明日もよろしくって。
お弁当箱の中、からっぽでした。

誰かの為に何かをするのはスキです、必要とされてる感じがスキです。


ずっとここにいていいって言ってくれました。

優しいヒト、あったかいお家、ぬくもり。
失うのが怖くて、避け続けていたもの。
もう元には戻れない現実を、喜ぶべきか、それとも哀しむべきか…。



そんな事を考えながら夕方、部屋でぼんやりしていたら
窓のあたりで、こつんって、何かがぶつかる音が鳴りました。
よくわからなくて、ただその音を聞いていたんですが
音の間隔がだんだん狭まってきたので、そーっと窓の下を覗くと
そこに、見覚えのあるヒトが立ってました。

きらきら光る金色の髪、キャンディーみたいなピンク色の瞳。
「…ちはる……せんぱい?」

目が合うと、『外にでてこい』って手で合図をしてきたので、
外へ出ることにしました。

「テメー!アパートに居ねーわ、スクラップからも消えてんわ
 俺に一言も挨拶なしだと?いい度胸してやがるな!」

会うなり超怒られました、イミがわかりません。

「なんで、ここにいるの分かったんでスか?」
「はっ、俺の力をナメんじゃねーよ。」

『千晴センパイのことだから、金にモノを言わせたに決まってまス』
という本音は言いませんでしたが、そこまでしてチャコを
探す理由は、なんなんでしょう。
千晴センパイに借金はしてないはずなので、取立てじゃないでスよね。
気紛れか、はたまたよっぽどお暇だったのか…?

基本的に、住む世界が違う千晴センパイの考えることは分かりません。
童話とかで言うなら、千晴センパイは王様で、チャコは村人Aなので。
村人Aは王様を、ただ眺めるだけで一生終えるのが普通でス。


一通り怒った後、千晴センパイはため息をついてチャコを見下ろしました。

「こりすの親父っても、男の家の前でだらだらってのも性にあわねーから
 手早く言うぞ。奢ってやるから遊びに行くぞ。おら。」

そう言って、何かのチラシでチャコの頭をぺちぺち。

「横浜開港記念みなと祭?…はぁ、えと、鷹栖さんに聞いてみ…っ?!」

千晴センパイは眉間にシワを寄せて、不機嫌モード全開に。
拒否しても引きずっていくって、目が語ってまス。
なんというオーラと眼力、そろそろ目からビームでそうでスよ。

「行きます、でもお金はちゃんと自分で出しますからね。」

このドSい感じ、なんだか久々です。
結社なくなってから、千晴センパイとも会ってなかったでスし。

どうしてチャコを探して、ここへ来て、お祭りに誘ったのか。
もしやお祭りに『異空千夜呼を連れて来たヒトにはお菓子1年分』
とかいうイベントがあるんでしょか……ありえます。

まぁ、詮無き事、詮索するのはやめにします。

「時間、遅れんなよ。」
「イエッサー。」

そして、千晴センパイは帰ってゆきました。
このヒトは、チャコが知ってる人間の中で、一番フシギで
一番不可解なヒトです。
お祭り、どうなるのでしょか。
いきなりスマキにされて横浜湾に投げ込まれたりとか…?

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あこがれの天野英絵師さんがチャコの肖像画
描いてくださったでス!

ダーク系でとだけお願いしたら、なんと
慶おにぃちゃんが一緒に…っ!大サービスきました!
天野絵師さんは超能力があるんでしょか、凄いでス。
ありがとありがとございました、宝物でス…っ。

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がんだむういんぐじゃないでス、ごーるでんういーくでス。

慶おにぃちゃんの弟の黒ちゃんトコに、行こうと思ってます。
慶おにぃちゃんのお墓まいり、連れて行ってもらいまス。

其の他には、予定も約束も無いです。
正しくは、慶おにぃちゃんとの約束以外、有効な約束なんて
ひとつもないんでス…。


果たされないから"約束"というのでしょか。

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「あの…ししょ。」

「あ?」

「チャコ、赤ちゃんできたみたいなんですよ。」

「………………え?」

「赤ちゃんでス、ベイビィでス。」

「………ちょ!!!な!!!はぁ?!!」
 え!!!!お!!!!!おおおおお俺様の子?!」

「落ち着いてください、そんなわけないじゃないでスか。」

「そ、そうだよな!何もイタしてねーっつの!っつか誰の子だよ!?」

「それが………なんとも分からないんですよね。」

「な!!自分のことだろ!?なんでわかんねーんだよ!」

「……………はい?」

「だから!お前誰といつ作ったんだよ俺様の許可もなしに!!」

「……………あの、犬のチャコの話なんですけど?」

「………………。」

「………………。」

「まぎらわしいんだよ!こんのアホ弟子がっ!!」

「痛っ!!名付け親は師匠じゃないでスかー!」



というわけで、師匠のおうちで飼われてる犬チャコが、お母さんになります。
おめでたいでス、はい。
早くコウノトリさんが飛んでくるといいでス。

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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
御言葉
[09/19 BlackMan]
[09/02 香住]
[08/27 健斗]
[08/03 あー]
[08/01 香住]

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