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最後の戦場に向かって走っている時、一つの後姿を見つけた。
ワタシは声が出なくて、ただ手を伸ばし、その腕を掴んだ。
吃驚した顔で振り返ったその人は、やっぱりあのヒトだった。
「…異空?」
「しいもと……せんぱい。」
疎遠になってから、何ヶ月ぶりだろうか。
何を言えばいいのか分からなかったワタシの口から出た言葉は…。
「お久しブリーフ……。」
露骨に凄まじく嫌な顔をされましたが、最後の闘い
ワタシとタッグを組んでくれると言ってくれた。
孤独だった今回の戦に、光が差した。
その結果
応援されてるヒト見ると、その人徳の差を羨ましく思ってしまうけど
戦で結果が出たんだから、ワタシはそれで充分。
お礼を言おうと椎本先輩の元へ走ったら
「たくっ、異空のくせに生意気に一位掻っ攫いやがって・・・。」
「いだだだだだだ!!」
一応、怪我人であるワタシの頬を容赦なくひっぱる先輩。
このドSっぷりが、とても懐かしい。
「相変わらずだな?じゃあ、次ぎ会う時も相変わらずでいろや。」
「…あ。」
「んじゃな!」
「…え、ちょ…。」
ワタシに喋る暇を与えず、颯爽と何処かへ去っていく先輩。
話しらしい話は出来ませんでしたけど…会えて、良かった。
そうしてワタシは、鷹栖さんの待つ家へ、生きて、帰る。
ワタシは声が出なくて、ただ手を伸ばし、その腕を掴んだ。
吃驚した顔で振り返ったその人は、やっぱりあのヒトだった。
「…異空?」
「しいもと……せんぱい。」
疎遠になってから、何ヶ月ぶりだろうか。
何を言えばいいのか分からなかったワタシの口から出た言葉は…。
「お久しブリーフ……。」
露骨に凄まじく嫌な顔をされましたが、最後の闘い
ワタシとタッグを組んでくれると言ってくれた。
孤独だった今回の戦に、光が差した。
その結果
応援されてるヒト見ると、その人徳の差を羨ましく思ってしまうけど
戦で結果が出たんだから、ワタシはそれで充分。
お礼を言おうと椎本先輩の元へ走ったら
「たくっ、異空のくせに生意気に一位掻っ攫いやがって・・・。」
「いだだだだだだ!!」
一応、怪我人であるワタシの頬を容赦なくひっぱる先輩。
このドSっぷりが、とても懐かしい。
「相変わらずだな?じゃあ、次ぎ会う時も相変わらずでいろや。」
「…あ。」
「んじゃな!」
「…え、ちょ…。」
ワタシに喋る暇を与えず、颯爽と何処かへ去っていく先輩。
話しらしい話は出来ませんでしたけど…会えて、良かった。
そうしてワタシは、鷹栖さんの待つ家へ、生きて、帰る。
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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
過去録