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「スミマセンわざわざ御足労を…。」
「堅苦しい挨拶はいいから、早く部屋に入れなや。」
「は、はい。お茶すぐ淹れますね。」

それから、少しずつ、チャコのペースで
たくさんのお話をしました。
お話といっても、ほとんど一方的にチャコが話して
鷹栖さんは聞いてくれるだけでスけど…。

こんなにも素直に話せるのは
鷹栖さんが、ずーっと年上で、器が大きいヒトだから。
そして、愛する人を…亡くしたヒトから…。

「そうか…、なぁ千夜。」
「……。」
「千夜?……嗚呼、眠れたか。良かったな。」

悲しい気持ち、空虚な気持ちは、誰かに話して
どうにかなるワケじゃないでスけれど
ふっと心が軽くはなりました、少し楽になりました。



翌朝、久しぶりによく眠れて、スッキリ目覚めたら
隣に鷹栖さんが寝てて、めちゃくちゃビックリしました。
でもそれに気付いた鷹栖さんの方が、もっとビックリしてました。

元々、年齢よりずっと若く見えますけど、寝顔は
もっと若かったというか、師匠と同じくらい幼くて
可愛かったでスって言ったら
「バッ、可愛いのはおめーの方だべさ!」って怒られました。
……あれ、怒られたのか褒められたのか分かりません。

またこんな風に、一緒に寝て欲しいでスって言ったんですけど
犯罪になるからダメだそうでス、しょんぼり…。



チャコは、周囲のヒトに恵まれてると思いまス。
とてもとても、ありがたいことだと感謝してまス。
だから、ワガママとか言わないようにしたいでス。
これ以上もとめるのは、きっと罪だから…。

今日もこの空の下で、チャコは………。

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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
御言葉
[09/19 BlackMan]
[09/02 香住]
[08/27 健斗]
[08/03 あー]
[08/01 香住]

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