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「スミマセンわざわざ御足労を…。」
「堅苦しい挨拶はいいから、早く部屋に入れなや。」
「は、はい。お茶すぐ淹れますね。」
それから、少しずつ、チャコのペースで
たくさんのお話をしました。
お話といっても、ほとんど一方的にチャコが話して
鷹栖さんは聞いてくれるだけでスけど…。
こんなにも素直に話せるのは
鷹栖さんが、ずーっと年上で、器が大きいヒトだから。
そして、愛する人を…亡くしたヒトから…。
「そうか…、なぁ千夜。」
「……。」
「千夜?……嗚呼、眠れたか。良かったな。」
悲しい気持ち、空虚な気持ちは、誰かに話して
どうにかなるワケじゃないでスけれど
ふっと心が軽くはなりました、少し楽になりました。
翌朝、久しぶりによく眠れて、スッキリ目覚めたら
隣に鷹栖さんが寝てて、めちゃくちゃビックリしました。
でもそれに気付いた鷹栖さんの方が、もっとビックリしてました。
元々、年齢よりずっと若く見えますけど、寝顔は
もっと若かったというか、師匠と同じくらい幼くて
可愛かったでスって言ったら
「バッ、可愛いのはおめーの方だべさ!」って怒られました。
……あれ、怒られたのか褒められたのか分かりません。
またこんな風に、一緒に寝て欲しいでスって言ったんですけど
犯罪になるからダメだそうでス、しょんぼり…。
チャコは、周囲のヒトに恵まれてると思いまス。
とてもとても、ありがたいことだと感謝してまス。
だから、ワガママとか言わないようにしたいでス。
これ以上もとめるのは、きっと罪だから…。
今日もこの空の下で、チャコは………。
「堅苦しい挨拶はいいから、早く部屋に入れなや。」
「は、はい。お茶すぐ淹れますね。」
それから、少しずつ、チャコのペースで
たくさんのお話をしました。
お話といっても、ほとんど一方的にチャコが話して
鷹栖さんは聞いてくれるだけでスけど…。
こんなにも素直に話せるのは
鷹栖さんが、ずーっと年上で、器が大きいヒトだから。
そして、愛する人を…亡くしたヒトから…。
「そうか…、なぁ千夜。」
「……。」
「千夜?……嗚呼、眠れたか。良かったな。」
悲しい気持ち、空虚な気持ちは、誰かに話して
どうにかなるワケじゃないでスけれど
ふっと心が軽くはなりました、少し楽になりました。
翌朝、久しぶりによく眠れて、スッキリ目覚めたら
隣に鷹栖さんが寝てて、めちゃくちゃビックリしました。
でもそれに気付いた鷹栖さんの方が、もっとビックリしてました。
元々、年齢よりずっと若く見えますけど、寝顔は
もっと若かったというか、師匠と同じくらい幼くて
可愛かったでスって言ったら
「バッ、可愛いのはおめーの方だべさ!」って怒られました。
……あれ、怒られたのか褒められたのか分かりません。
またこんな風に、一緒に寝て欲しいでスって言ったんですけど
犯罪になるからダメだそうでス、しょんぼり…。
チャコは、周囲のヒトに恵まれてると思いまス。
とてもとても、ありがたいことだと感謝してまス。
だから、ワガママとか言わないようにしたいでス。
これ以上もとめるのは、きっと罪だから…。
今日もこの空の下で、チャコは………。
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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
過去録