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千夜呼は真っ暗闇を、ひとりで歩いていた。

どこまでもどこまで続く道を、歩いていた。

 何故 歩いているんだろう?

  どこへ 向かっているんだろう?

そう思ったとき、突然強い光が差した。

思わず目をつぶる。

次に目を開いた時、目の前にあったのは


一 面 の  鈴 蘭 畑 。

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鈴蘭畑の真ん中には、テーブルがあった。

ダイスキだったキャラクターのお皿と

誰かが作ったらしい、美味しそうなお弁当。

そしてそのテーブルを囲むように、大きな枯れないお花。

優しいギターの音色が、どこからか聞こえてくる。

足元には小さなシマリス、大空には、旋廻するタカ。

いつの間にか、自分の腕に巻かれていた包帯。

黄金色の石が付いた腕輪と、水色の石が付いた薬指の指輪。


千夜呼はそれらを、ぼんやりと眺めていた。
漆黒のウエディングドレスを身にまとって……。
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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
御言葉
[09/19 BlackMan]
[09/02 香住]
[08/27 健斗]
[08/03 あー]
[08/01 香住]

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