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今日は鷹栖さんがシュッチョーだったので、師匠が晩御飯
うちに食べに来てくれました。
「ちゃこイイコじゃなかったから、サンタさん来てくれないですよね…。」
「は? 何が??」
「だから、サンタさん。」
「………や、来てくれるって!よし、手紙書け手紙!」
「あは、じゃあダメモトで書いてみまスっ。」
「おう!………………………こいつまだ信じてやがったんか(ぼそ)」
「う?」
「なんでもねー!」
そいで、ちゃこ、お手紙書きました。
たくさん考えました、ほしいもの。
「千夜呼は何ほしいんだー?」
「えと、おともだち。」
「…サンタにゃ荷が重いだろ、モノにしろや。」
「んーと、んーーと………あんぱんまんのぬり絵!!」
「………。」
「ちゃこ、ぬり絵けっこうトクイなんれすよ、ふふ。」
「………………。」
「あえ、ししょ?」
もう一個書いとけって、師匠が言うんですが、そんな欲張りさんは
ダメダメらとおもうんでス!
もし書くとしたら何?って聞くので、大きい肉って答えました。
肉はいいです、肉、にくぅーー。
ほんとに欲しいものは、手には入らないから
くちに出してしまうと、夢すらすぐ消えてしまいそうだから
だから、ひみつです
うちに食べに来てくれました。
「ちゃこイイコじゃなかったから、サンタさん来てくれないですよね…。」
「は? 何が??」
「だから、サンタさん。」
「………や、来てくれるって!よし、手紙書け手紙!」
「あは、じゃあダメモトで書いてみまスっ。」
「おう!………………………こいつまだ信じてやがったんか(ぼそ)」
「う?」
「なんでもねー!」
そいで、ちゃこ、お手紙書きました。
たくさん考えました、ほしいもの。
「千夜呼は何ほしいんだー?」
「えと、おともだち。」
「…サンタにゃ荷が重いだろ、モノにしろや。」
「んーと、んーーと………あんぱんまんのぬり絵!!」
「………。」
「ちゃこ、ぬり絵けっこうトクイなんれすよ、ふふ。」
「………………。」
「あえ、ししょ?」
もう一個書いとけって、師匠が言うんですが、そんな欲張りさんは
ダメダメらとおもうんでス!
もし書くとしたら何?って聞くので、大きい肉って答えました。
肉はいいです、肉、にくぅーー。
ほんとに欲しいものは、手には入らないから
くちに出してしまうと、夢すらすぐ消えてしまいそうだから
だから、ひみつです
【Rescue Wings】はずっと、ちゃこにとって一番のシェルターでした。
師匠がいて、こりすちゃん先輩が作って、守ったシェルター。
あの中にいれば、ちゃこはコワイこと、何もなかった。
だって師匠がいつだって、守ってくれたし
誰もちゃこを否定しないし、キライにならないでくれたから…。
もちろん花園も、シェルターでした。
ゆとりちゃんもマリスちゃんも、最初は知らないヒトだったけど
花に囲まれて笑ってたふたりをみて、ああ、ダイジョブだって
そう思って、勇気だしてお手紙を出しました。
ホントによかった、大事な場所が増えて。
知ってるヒトがいないところはコワイ。
また誰かに、気づかない内にメイワクかけたり、嫌われたり
するんじゃないかって。
もちろん、ちゃこが悪いんですけど…。
だけどちゃこはもう、シェルターに閉じこまってるままじゃダメだって
そう、思ったんです。
師匠が、行ってこいって笑ってくれました。
RWに帰れなくならないように、ゆとりちゃんがケッシャの
友好結んでくれました。
はじめましての【お食事処◆蛸の木◆】さんの、てんちょが
いらっしゃいって受け入れてくれました。
ありがたいなって、ココロから思います。
がんばりますね、たくさん仲良くなれるように
たくさんみんなが、笑ってくれるように…。
師匠がいて、こりすちゃん先輩が作って、守ったシェルター。
あの中にいれば、ちゃこはコワイこと、何もなかった。
だって師匠がいつだって、守ってくれたし
誰もちゃこを否定しないし、キライにならないでくれたから…。
もちろん花園も、シェルターでした。
ゆとりちゃんもマリスちゃんも、最初は知らないヒトだったけど
花に囲まれて笑ってたふたりをみて、ああ、ダイジョブだって
そう思って、勇気だしてお手紙を出しました。
ホントによかった、大事な場所が増えて。
知ってるヒトがいないところはコワイ。
また誰かに、気づかない内にメイワクかけたり、嫌われたり
するんじゃないかって。
もちろん、ちゃこが悪いんですけど…。
だけどちゃこはもう、シェルターに閉じこまってるままじゃダメだって
そう、思ったんです。
師匠が、行ってこいって笑ってくれました。
RWに帰れなくならないように、ゆとりちゃんがケッシャの
友好結んでくれました。
はじめましての【お食事処◆蛸の木◆】さんの、てんちょが
いらっしゃいって受け入れてくれました。
ありがたいなって、ココロから思います。
がんばりますね、たくさん仲良くなれるように
たくさんみんなが、笑ってくれるように…。
【性格】
非常に幼く、言葉のまましか受け止められない。
何でも信じてしまうため、嘘が通じない。
精神年齢は14歳でストップしている。
【口調】
ほとんどが平仮名とカタカナ、横文字に弱い。
『だじづでど』等の濁音が上手く発音できない。
例:『~です』→『~れす』、『~えす』
【○人称】
一人称:『ちゃこ』
三人称:基本的には年齢問わず『苗字+さん』
親しい相手のみ『名前+ちゃん』や愛称
【知識】
けっこう致命的なバカ。
但し、日本史(特に戦国時代)に関しては超詳しい。
【戦闘】
スケルトン『慶』とのコンビ復活により後衛に戻ったが
バットだの赤手だの呪髪だのを愛用していた前衛時代の
クセが抜けず、うっかり前線に出てしまう事も…。
戦闘中は獣じみた狂気系になり、手が付けられない。
【武器】
マジカルロッドだが、どうみても頭蓋骨特盛り鬼棍棒。
接近戦になると、専ら撲殺用になる。
→参照画像
非常に幼く、言葉のまましか受け止められない。
何でも信じてしまうため、嘘が通じない。
精神年齢は14歳でストップしている。
【口調】
ほとんどが平仮名とカタカナ、横文字に弱い。
『だじづでど』等の濁音が上手く発音できない。
例:『~です』→『~れす』、『~えす』
【○人称】
一人称:『ちゃこ』
三人称:基本的には年齢問わず『苗字+さん』
親しい相手のみ『名前+ちゃん』や愛称
【知識】
けっこう致命的なバカ。
但し、日本史(特に戦国時代)に関しては超詳しい。
【戦闘】
スケルトン『慶』とのコンビ復活により後衛に戻ったが
バットだの赤手だの呪髪だのを愛用していた前衛時代の
クセが抜けず、うっかり前線に出てしまう事も…。
戦闘中は獣じみた狂気系になり、手が付けられない。
【武器】
マジカルロッドだが、どうみても頭蓋骨特盛り鬼棍棒。
接近戦になると、専ら撲殺用になる。
→参照画像
12月近くになって以来、テレビからは盛んにクリスマスソングや
クリスマスに関する話題が流れるようになった。
千夜呼は鷹栖と二人、食卓を囲んでそんなテレビをぼんやり見つめていた。
「もうそんな時期か。」
「早いでスね、こりすちゃん先輩と師匠のオツキアイ1年キネンビえす。」
「…ドツキアイ記念日になればいいんだべさ。」
ムッとした顔で、冗談か本気か分からない事を言う鷹栖を見て
千夜呼は思わず吹き出した。
「千夜は? 去年のクリスマス、どうしてたんだべさ。」
「…きょ、ねん?」
11月11日を境に、千夜呼の記憶には、もやがかかっていた。
楽しかった事も、辛かった事も、まるで夢の中の出来事であったかのように、
そして遠い遠い思い出のように感じられていた。
今の千夜呼に思い出せるのは、よほど強烈なイメージだけかもしれない。
空ろな目をして過去の記憶を探っていた千夜呼が、ふと視線を上げた。
「…たつや、さん。」
「ん?」
「燵也さんが、誘ってくれました。一緒にって……。」
千夜呼の心の中で、黒い髪の男性が、優しく微笑んでいた。
この学園に来て、虎太郎以外で初めて自分を受け入れてくれた人だ。
ふいに『チャコ』と呼ぶ声が聞こえた気がして、千夜呼の瞳に涙が浮かんだ。
鷹栖は黙って、その涙をぬぐってやった――。
「それから。」
暫くして、千夜呼が再び口を開いた。
「椎本せんぱいとも、会いました。」
「…他にもいるのか。」
「お魚のカンヅメ、もらったんでス。」
千夜呼は、「たからものいれ」と書かれた自分専用のダンボールから
一つのカンヅメを持って帰ってきた。
「他のは食べちゃったでスが、いっこキネンに残しておいたえす。」
「そうかそうか。 で、そのタツヤとシイモトってのは、どんな奴だ。」
声色の変わった鷹栖に、千夜呼が指差したものは…。
「マフラーに、飴?」
「あい、この黒いマフラーが燵也さん、ピンクのキャンディーが椎本せんぱい!」
「…わからん!なんなんだべさ、その例え!もうちょっとあるでしょや、こう!」
「だって、こうなんえすモン、他にナイナイえすよぅ。」
クリスマス、聖なる夜。
カミサマなんて信じてないけど、トクベツな日だから――。
クリスマスに関する話題が流れるようになった。
千夜呼は鷹栖と二人、食卓を囲んでそんなテレビをぼんやり見つめていた。
「もうそんな時期か。」
「早いでスね、こりすちゃん先輩と師匠のオツキアイ1年キネンビえす。」
「…ドツキアイ記念日になればいいんだべさ。」
ムッとした顔で、冗談か本気か分からない事を言う鷹栖を見て
千夜呼は思わず吹き出した。
「千夜は? 去年のクリスマス、どうしてたんだべさ。」
「…きょ、ねん?」
11月11日を境に、千夜呼の記憶には、もやがかかっていた。
楽しかった事も、辛かった事も、まるで夢の中の出来事であったかのように、
そして遠い遠い思い出のように感じられていた。
今の千夜呼に思い出せるのは、よほど強烈なイメージだけかもしれない。
空ろな目をして過去の記憶を探っていた千夜呼が、ふと視線を上げた。
「…たつや、さん。」
「ん?」
「燵也さんが、誘ってくれました。一緒にって……。」
千夜呼の心の中で、黒い髪の男性が、優しく微笑んでいた。
この学園に来て、虎太郎以外で初めて自分を受け入れてくれた人だ。
ふいに『チャコ』と呼ぶ声が聞こえた気がして、千夜呼の瞳に涙が浮かんだ。
鷹栖は黙って、その涙をぬぐってやった――。
「それから。」
暫くして、千夜呼が再び口を開いた。
「椎本せんぱいとも、会いました。」
「…他にもいるのか。」
「お魚のカンヅメ、もらったんでス。」
千夜呼は、「たからものいれ」と書かれた自分専用のダンボールから
一つのカンヅメを持って帰ってきた。
「他のは食べちゃったでスが、いっこキネンに残しておいたえす。」
「そうかそうか。 で、そのタツヤとシイモトってのは、どんな奴だ。」
声色の変わった鷹栖に、千夜呼が指差したものは…。
「マフラーに、飴?」
「あい、この黒いマフラーが燵也さん、ピンクのキャンディーが椎本せんぱい!」
「…わからん!なんなんだべさ、その例え!もうちょっとあるでしょや、こう!」
「だって、こうなんえすモン、他にナイナイえすよぅ。」
クリスマス、聖なる夜。
カミサマなんて信じてないけど、トクベツな日だから――。
御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
過去録