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「おっ、華たんだー☆ 年下の彼氏ゲンキでスー?」
「かっ!彼氏じゃないって何べん言ったら分かるんだいっ!」
「じゃあ若いツバメ?」
「馬鹿お言いでないよっ!いい加減におしっ!」

夕飯の買い物の帰り道、偶然会ったのは華狐だった。
洋式便所撲滅、等といって夜な夜な破壊活動を行っていた彼女も
卒業して落ち着いたのかと思えば、活動は続けているらしい。

華狐と初めて会ったのは、千夜呼がまだ鎌倉に来て間もない頃。
そう、ダンボールハウス生活をしている時期だ。

容姿の割りに幼稚な中身であること以外はたいして共通点もなかったが
なんとなくウマが合い、悪友…そんな間柄になった。

「あんたの方はどうなんだい。」
「何が?」
「オトコ。」
「………慶おにぃちゃん。」

華狐は、やれやれと大げさに溜息をつくと、千夜呼の額を小突く。

「シワ、寄ってるよ眉間。全く面倒な子さねぇ。」
「華に言われたくないわね、だいたい特盛りは牛丼だけで充分だわ。」
「なーんだってー!大は小を兼ねるって諺、あんた知らないのかい?!」
「知ってるわよ馬鹿にしないで頂戴!キー!」
「……おいそこのおっぱいコンビ、近所迷惑だから暴れんなよ。」

「五月蠅いタロー!!!」 「煩い虎太郎!!!」


偶然通りかかった虎太郎の顔面に、見事なまでにシンクロした
二人の蹴りが炸裂したのは、言うまでもない。


それはちょっとした日常のいつもの出来事。

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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
御言葉
[09/19 BlackMan]
[09/02 香住]
[08/27 健斗]
[08/03 あー]
[08/01 香住]

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