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「…うっス。」
「ししょ……おはよございまス。」
「……。」
「………。」
「その、……平気か?」
「チャコ兵器じゃないでス、ミサイルとか出ません。」
「……。」
「師匠、お昼ごはん一緒たべませんか?」
「…………お前って変なとこマジ強ぇよなー…。」
「食べないんでスか、食べたくないんでスか。」
「食うよ、うっせーな。」
「やきそばパンとコロッケパン買って下さいね。」
「へいへい。」
「ししょ………ダイスキですからね、ずっと。」
「……うるせーよ……アホ…。」
これで、ふたつめ。
あと、ふたつ。
おわらせなきゃいけないこと、あと、ふたつ。
気付かなかったこと、気付きたくなかったこと。
気付かないようにしてたこと、気付かないフリしてたこと。
終わらせるには、一度受け入れなきゃいけなかった。
それはとても、とても苦しかったけど、これでよかったの。
アナタがこれからまた微笑うために。
ワタシがこれから約束を果たすために。
「ししょ……おはよございまス。」
「……。」
「………。」
「その、……平気か?」
「チャコ兵器じゃないでス、ミサイルとか出ません。」
「……。」
「師匠、お昼ごはん一緒たべませんか?」
「…………お前って変なとこマジ強ぇよなー…。」
「食べないんでスか、食べたくないんでスか。」
「食うよ、うっせーな。」
「やきそばパンとコロッケパン買って下さいね。」
「へいへい。」
「ししょ………ダイスキですからね、ずっと。」
「……うるせーよ……アホ…。」
これで、ふたつめ。
あと、ふたつ。
おわらせなきゃいけないこと、あと、ふたつ。
気付かなかったこと、気付きたくなかったこと。
気付かないようにしてたこと、気付かないフリしてたこと。
終わらせるには、一度受け入れなきゃいけなかった。
それはとても、とても苦しかったけど、これでよかったの。
アナタがこれからまた微笑うために。
ワタシがこれから約束を果たすために。
夜、明日のお弁当の用意をしようとして
お醤油を切らしてたのに気が付きました。
「鷹栖さん、チャコちょっとコンビニに……あれ?」
鷹栖さんはベッドの上で、本を開いたまま眠ってました。
起こさないようにそっとお布団を掛けて、そっと家を出ました。
月明かりキラキラ、風はひんやり。
空を見上げたまま歩いていたら、誰かにぶつかってしまいました。
「…あれ、異空?」
「あ……ようじょのすきなおにぃさん。」
「否、違うから!」
「汐儀さん、こんばんはでス。」
汐儀さんは困った顔をして微笑ってました。
それから他愛も無い話をたくさんしました。
くだらないチャコのお話を、聞いてくれました。
汐儀さんは、あったかいニオイします。
誰もみんな、纏ってる空気のニオイが違うんでス。
師匠は太陽、こりすちゃん先輩は砂糖菓子、鷹栖さんは大空。
汐儀さんは、穏やかな夜の月のニオイ。
チャコはこれ以上、優しいニオイのもとに、居てはいけないのに…。
たくさん手放したハズのに、まだまだこの手の中にのこってる。
チャコたちは、お休みなさいを言って、お別れをしました。
月に煌く銀の髪が、どこか切ない5月の夜―――。
お醤油を切らしてたのに気が付きました。
「鷹栖さん、チャコちょっとコンビニに……あれ?」
鷹栖さんはベッドの上で、本を開いたまま眠ってました。
起こさないようにそっとお布団を掛けて、そっと家を出ました。
月明かりキラキラ、風はひんやり。
空を見上げたまま歩いていたら、誰かにぶつかってしまいました。
「…あれ、異空?」
「あ……ようじょのすきなおにぃさん。」
「否、違うから!」
「汐儀さん、こんばんはでス。」
汐儀さんは困った顔をして微笑ってました。
それから他愛も無い話をたくさんしました。
くだらないチャコのお話を、聞いてくれました。
汐儀さんは、あったかいニオイします。
誰もみんな、纏ってる空気のニオイが違うんでス。
師匠は太陽、こりすちゃん先輩は砂糖菓子、鷹栖さんは大空。
汐儀さんは、穏やかな夜の月のニオイ。
チャコはこれ以上、優しいニオイのもとに、居てはいけないのに…。
たくさん手放したハズのに、まだまだこの手の中にのこってる。
チャコたちは、お休みなさいを言って、お別れをしました。
月に煌く銀の髪が、どこか切ない5月の夜―――。
「ちっす。」
「…ししょ、いらっしゃいでス。」
「風邪ひいたんだって?バカでもひくんだなー風邪。」
「……。」
「ちょ!ドア閉めてんじゃねーよ!イデデデデデ!!」
「かえりやがれでスー。」
師匠が、お見舞いきてくれました。
ガリガリ君…チャコの大好物でス。
おっきくて食べきれないから、師匠とはんぶんこ。
頭きーんってなります、きーん。
「なぁ、つかなんてオヤジさんの部屋で寝てんのお前…。」
「なんでって、こりすちゃん先輩のお部屋つかうのは悪いでス。」
「いつもここで、寝てんか……もしや。」
「あい。」
「千夜呼お前!もうちっと危機感もてって言ってんだろいつも!
いいか男は狼なのよー気をつけなさいーー?!
一緒に寝て安全なのは俺様だけだっつってんだろーー?!」
「………師匠だって狼じゃないでスか、あんなえっちぃ本を…。」
「バッ!それとこれとは別だろ、っつか勝手に見んじゃねーよ!!」
「……はぁ、人間のまま一緒に寝てるのは師匠だけでスよ。
鷹栖さんと寝る時はネコ変身してまス、お約束でス。」
「なんだ、そうか………しかし俺様は今、スゲー間男な気分だぜ…。」
「…お幸せな脳味噌ね、というか味噌じゃなく大豆でも詰まってる?」
「肉しか詰まってねーお前に言われたかねーーよ!!」
やっぱり、師匠といるとホッとしまス。
チャコの、おひさま…。
「ん、顔見せろ千夜呼。」
「…………。」
「俺様の目、ちゃんと見れっか?」
「…………………うん。」
「…よし。」
この後、目潰しをしておきました。
師匠はゴム人形みたいに暴れてました。
楽しかったでス。
「…ししょ、いらっしゃいでス。」
「風邪ひいたんだって?バカでもひくんだなー風邪。」
「……。」
「ちょ!ドア閉めてんじゃねーよ!イデデデデデ!!」
「かえりやがれでスー。」
師匠が、お見舞いきてくれました。
ガリガリ君…チャコの大好物でス。
おっきくて食べきれないから、師匠とはんぶんこ。
頭きーんってなります、きーん。
「なぁ、つかなんてオヤジさんの部屋で寝てんのお前…。」
「なんでって、こりすちゃん先輩のお部屋つかうのは悪いでス。」
「いつもここで、寝てんか……もしや。」
「あい。」
「千夜呼お前!もうちっと危機感もてって言ってんだろいつも!
いいか男は狼なのよー気をつけなさいーー?!
一緒に寝て安全なのは俺様だけだっつってんだろーー?!」
「………師匠だって狼じゃないでスか、あんなえっちぃ本を…。」
「バッ!それとこれとは別だろ、っつか勝手に見んじゃねーよ!!」
「……はぁ、人間のまま一緒に寝てるのは師匠だけでスよ。
鷹栖さんと寝る時はネコ変身してまス、お約束でス。」
「なんだ、そうか………しかし俺様は今、スゲー間男な気分だぜ…。」
「…お幸せな脳味噌ね、というか味噌じゃなく大豆でも詰まってる?」
「肉しか詰まってねーお前に言われたかねーーよ!!」
やっぱり、師匠といるとホッとしまス。
チャコの、おひさま…。
「ん、顔見せろ千夜呼。」
「…………。」
「俺様の目、ちゃんと見れっか?」
「…………………うん。」
「…よし。」
この後、目潰しをしておきました。
師匠はゴム人形みたいに暴れてました。
楽しかったでス。
御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
過去録