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ヨンロク号を出て、真っ暗闇を独り歩く。
時間は深夜。
町の灯はすっかり消え、ぽつぽつ立っている照明灯の明かりだけが
ワタシの道を照らす。
携帯を取り出し、数件しか登録されていないアドレス帖を開く。
くるくる回る親しい人たちの名前。
くるくる回り続ける親しい人たちの名前。
ボタンを押していた指を離す。
携帯のバックライトが、ぼんやり淋しく光っていた。
どこにもかけたりしない。
誰にもすがったりしない。
お荷物になるのはイヤ。
依存するのはイヤ。
弱い自分はイヤ。
だけどひとりは…もっとイヤ。
矛盾という鎖がからみついて苦しい。
淋しいのはアナタがいないから。
淋しいのはアナタに逢えないから。
淋しいのはアナタのぬくもりがないから。
淋しいのは、淋しいのは、いつだって……。
ぬくもりが欲しい。
ワタシがここに生きている事をワタシに教えて?
ワタシがここに生きていてもいいって事をワタシに教えて?
ワタシがこの世界に必要だって事をワタシに証明して?
お願い、早く。
ワタシがワタシを、殺してしまう前に……。
時間は深夜。
町の灯はすっかり消え、ぽつぽつ立っている照明灯の明かりだけが
ワタシの道を照らす。
携帯を取り出し、数件しか登録されていないアドレス帖を開く。
くるくる回る親しい人たちの名前。
くるくる回り続ける親しい人たちの名前。
ボタンを押していた指を離す。
携帯のバックライトが、ぼんやり淋しく光っていた。
どこにもかけたりしない。
誰にもすがったりしない。
お荷物になるのはイヤ。
依存するのはイヤ。
弱い自分はイヤ。
だけどひとりは…もっとイヤ。
矛盾という鎖がからみついて苦しい。
淋しいのはアナタがいないから。
淋しいのはアナタに逢えないから。
淋しいのはアナタのぬくもりがないから。
淋しいのは、淋しいのは、いつだって……。
ぬくもりが欲しい。
ワタシがここに生きている事をワタシに教えて?
ワタシがここに生きていてもいいって事をワタシに教えて?
ワタシがこの世界に必要だって事をワタシに証明して?
お願い、早く。
ワタシがワタシを、殺してしまう前に……。
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御紹介
名前:
異空 千夜呼
生誕:
1991/11/11
過去録